『黒子のバスケ』を読みました!全30巻!
めっちゃ面白かったので感想を書きます!
読むに至ったきっかけ
ぼくってあんまり少年漫画読まないんですよね。
ドラゴンボール・幽遊白書・スラムダンクの世代なので、
バスケ漫画はスラダン一択でしょ〜って感じ。
だがしかし。
職場の同僚の22歳の女の子がめっちゃ勧めてくるんですわ『黒バス』を。
ほんとに面白いから読んでほしいと。
わかるよ、面白いのって人にオススメしたくなるよね。
けどさ、読んでみても「そうでもないな」って思うこともあるじゃんね。
合う合わないってあるじゃんね。
ってことで手をこまねいていました。
そんなときに。
LINEマンガってアプリで「『黒子のバスケ』が4巻まで無料!」ってのが流れてきてさ。
「そんなに勧めるなら4巻までは読んでみるかー」ってなるよね。
読んでみるよね。
「4巻まで!? 続き読みてええええええ!!!!」ってなったよね。
どんな話か
主人公は黒子テツヤくん。
表紙の水色の髪の毛の子(学ラン着ている子)。
桜木花道的な感じじゃなくて、とにかくバスケ選手としての基本的な能力は並以下。
ドリブルもシュートも並以下。
だけど中学生時代は全国1位の中学バスケ部で「幻の6人目」ってことでレギュラー入りしていたんすね。
けど、中学時代のバスケ部の方針が黒子くんの信念と合わなくて。
で、高校生になって中学生時代のチームメイト達を破りながら日本一を目指していくって話だ!
スラムダンクの桜木花道とは真逆の主人公
桜木花道はバスケ初心者ながらにして、その生まれ持った恵まれた体格や運動能力を発揮してガムシャラにバスケに打ち込んでいく主人公像でした。
けど黒子くんはもう背も低いしバスケも上手いわけでないし存在感も薄い。
主人公なのに存在感が薄いんす。
表紙でも透けてるし。
自分は派手なプレーで人を魅了させることもできないし、得点力でチームの役に立てるわけではない。
だけどバスケットボールが好きな気持ちは人一倍強い。
花道と通じるのは「努力する姿」ですかね。
下手なりにも練習は人の何倍も一生懸命に取り組む。
絶対に諦めない。
まあパスとかスティールとかはすごいんだけどね。
『黒子のバスケ』もまた熱いバスケ漫画です。
魅力的な登場人物達
個人的に好きな奴らを紹介していくぞ!
まずは小金井くん。(そこ?w)
黒子のバスケ カラー版 29 (ジャンプコミックスDIGITAL)
「コガ」って呼ばれています。
黒子くんの高校の先輩で高校からバスケを始めてベンチメンバーなんだけど、
最後の試合まで活躍する場面なんてないんだけど、
だんだんバスケを好きになっていく小金井くんが最後の試合でキャプテンと交代するときの悔しさをにじませる姿はグッときました。
「もっと長い時間出たかった」と。
いつもは腑抜けた表情がかわいい小金井くん、最高です。
次、伊月くん。
黒子のバスケ カラー版 21 (ジャンプコミックスDIGITAL)
彼も黒子くんの先輩で先発メンバーになることが多い。
くだらなさすぎるダジャレ大好き。
このゆるさがたまらんのです。
で、イーグルアイっていうコート上を俯瞰して見られる能力でゲームメイクしていきます。司令塔。かっこいい。
切れ目がイケメン。
次、木吉センパイ。
黒子のバスケ カラー版 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)
ヒザを怪我していて、途中から加入してきます。
大事な場面でも「楽しんでこーぜ」ってみんなを励まします。
天然系キャラ!
なお、バスケ部を作ったのもこの木吉くんです。
普段とぼけている→試合だとめっちゃ活躍しちゃうっていうギャップがたまらんのです。
中学校時代も「無冠の五将」と呼ばれ、注目された選手でした。
次、日向キャプテン。
黒子のバスケ カラー版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
メガネです。
「ダアホ」って言うのが口癖です。それは流川の「どあほう」からきてるのでしょうか。バスケット選手ってみんなそういうこと言うの?
3Pシュートが得意です。
僕も3Pシュートが好きなんで……え、だってスパッと入ったら気持ちいいじゃないですか。
しかも3点も入るんですよ。
しかも外から打つからあんまりキツいDFも来ないし(あくまで体育の授業レベルの話)。
スラムダンクだと三井や神が好きです。
あ、あと日向先輩のリコちゃん(同級生でありながらバスケ部の監督もやっている子)への淡い恋心もいい感じでした!www
黒子のバスケ カラー版 26 (ジャンプコミックスDIGITAL)
次、緑間くん。
黒子のバスケ カラー版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
メガネ。
「人事を尽くして天命を待つ」がモットー。
黒子くんの中学時代の同じバスケ部メンバーでやはり3Pシュートが得意。
めっちゃ離れたところからも打てるんだけど、体力も使うんです。
僕も遊びでめっちゃ離れた3Pを練習したことあったけど、大変なんですよね。
なお、黒子くんの中学生時代のスタメン5人は「キセキの世代」って言われるんだけど、そのうちの一人がこの緑間くんです。なのだよ。
ちなみに緑間くんが3Pを好む考え方は僕も同意です。
↓
黒子のバスケ カラー版 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
2点ずつと3点ずつなら多い方がいいに決まっているだろう。(名言)
次、葉山小太郎くん。
黒子のバスケ カラー版 26 (ジャンプコミックスDIGITAL)
最後の試合のメンバーで、木吉くんと同じ「無冠の五将」のうちの一人。
ドリブルがめっっっっちゃ速い子。
スラムダンクだと宮城みたいな感じかな。
こいつも普段は超とぼけてるんだけど、試合中は超絶プレイを披露してくれるんす。
名前的にも親近感が湧きます。
って感じ!
超個人的に好きな話しかしませんでしたがこんな感じですw
普段はふわっとしていますが、試合は結構熱血で。
そのコントラストがこの漫画の魅力のひとつかなと思います。
絵もきれいだしね。上手い。
あと、強い奴らはみんな何かの能力者です(笑)
得意技みたいのを持っていて、簡単に言えば悪魔の実とか超サイヤ人みたいなもんです(笑)
そんな切り札の技をどう攻略していくのか的なのも見どころのひとつ。
ぼくの友達が「そういうとこ『テニスの王子様』みたい」って言ってたけど、テニプリもそんな感じなんすかね?
「ツイストサーブ」「ジャックナイフ」くらいしか知らないんでなんとも言えませんが、まぁ多少のファンタジー要素は『黒バス』も否めないかもしれません。
試合は結構ハラハラします。
「この試合は勝つな」ってのはわかるんですが(特に巻が後ろの方になるにつれて)、でも「この点差で状況で、どうやって勝つんだろう」ってのが面白い。
あと過去のエピソード(黒子くんの中学時代の話とか)なんかも出てくるんだけど、よく練って考えられているなあと感心します。
伏線回収が上手いですね。
構成力のある漫画だなと思いました。
と、いうことで。
今は映画も公開中のようなので、機会があったら観てみたいと思います(もうすぐ終わっちゃうのかな?)。
みなさんも良かったら読んでみてね!
30巻ありますが、セリフも多くないしテンポも良いのでサクサク読めます!
おわり!