今さら感はありますが、映画「君の名。」を観てきました。
ネタバレ満載で感想を書いていきます!www
衰えない動員数
8月26日公開で未だにランキング上位。
5位!!!!
二子玉川の映画館に行きましたが、2016年12月11日の14時半からの回でも
ほぼ満席状態。
最前席までお客さんが座っていました。
主役は2人
立花瀧(たちばなたき)と宮水三葉(みやみずみつは)。
劇中では三葉が「たきくん」って呼んでいて、瀧は「みつは」って呼んでいて、
(なんで三葉は「たきくん」って苗字で呼んでいるのかなー?)ってずっと思っていました。
映画が終わったあとに公式サイトで見たら
「瀧(たき)」って下の名前なんですねwww
劇中でもところどころで「立花」って書いてあったね、そういえば。
トンチンカンしてしまいました^^;
キャラクターデザインは「心が叫びたがってるんだ」の田中将賀さん。
ていうか、瀧くんのもみあげのボリューム満点さが終始気になっていました。
素晴らしい映像美
もう素晴らしいの一言です。
空も自然も街並みも、非常にきれいでした。
「氷菓」というアニメも映像がきれいで好きなのですが、「君の名は。」も本当に素晴らしかった。
作画監督が安藤雅司さんって方で、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「エヴァンゲリヲン新劇場版;Q」などを手がけているんですね。
あの映像美は是非映画館で堪能していただきたい。
DVDやテレビ画面じゃなくて、映画館で! 巨大スクリーンで!
これは上映している今しか味わえないものだからねえ! 貴重だ!
今観るしかない!!!!
音楽はRADWIMPS
オープニング曲がある映画っていうのも珍しいけど、「夢灯籠」非常に良かったです。
ていうか、主題歌や劇中歌だけでなく、音楽全般をRADWIMPSが担当していたんですね!
そういう仕事をするのは初めてなのかな?
まだ若いのに、そしてバンドとして成長していこうとするのに、なかなかチャレンジングな仕事だったのではないかなと思います。
音楽も良かった!
一番盛り上がるシーンで三葉や勅使河原、さやかがテロを起こして糸守のみんなを守ろうと必死になる場面があるが、そこでのRADWIMPSは最高でした。
泣かずにはいられなかった。
鼻水出てきた!
物語として
1ヶ月半前くらいに予告の動画を見ていたんですが、まったくこんなストーリーだとは思いませんでした。
「男の子と女の子が入れ替わっちゃうんだなー」っていうくらいの印象。
「大ヒット!」なんて謳われていても「へー」みたいな。
いや、もう観たらわかるね。すごい映画。
(低評価層も一定数いるよ!)
なんか、ジブリ映画みたいに何かを深く考えさせるような感じじゃないんだけど、
シンプルな物語を非常に繊細に丁寧に壮大に作り上げている感じかな。
入れ替わってしまってる瀧と三葉のやりとりも面白いし、「実は3年間のズレが」っていうのも面白いし、山の上で瀧と三葉が出会うシーンの背景の湖の形が違ってくるという描き方・演出も良い。
彗星の軌道線と組紐をなぞらえているのも面白い。
ただ、ちょっと残念なのはオープニングの時に大人の姿の瀧や三葉が見えたので、物語は大人の場面にまで続いていくんだなーってのがわかっちゃってたところ。
映画館で鑑賞できた人生でよかった
最後はやや苦言を呈しましたが、でも総じて素晴らしい映画でした。
事前にネタバレを知ることもなく、鮮度の高い気持ちを持って映画館で観られてよかったです。
リピーターもたくさんいるらしいのですが、納得します。
誰かに誘われたら行っちゃいそうです。
素晴らしい映画でした。
教員目線で言うと、古文学習の取っ掛かりにも良さそうですwww
『思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを』(訳:あの人のことを思いながら眠りについたから夢に出てきたのであろうか。夢と知っていたなら目を覚まさなかったものを)
— こうたろー@はてな (@KotaroOHI) 2017年6月17日
小野小町
これを読んだのが『君の名は。』を作るきっかけだったんだって。
— こうたろー@はてな (@KotaroOHI) 2017年6月17日
こういう情報は中高生に与えてあげると喜ぶよね。古文学習のとっかかりに(^ω^)